感染性胃腸炎

ウイルスや細菌で、下痢や嘔吐

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「ロタウイルス腸炎」は米のとぎ汁のような下痢
かぜのウイルスや細菌が原因で胃腸炎を起こすことがあります。 ウイルス性腸炎の代表が、「ロタウイルス腸炎」。 便が白っぽく米のとぎ汁のような状態になって、多量に出ます。 下痢の回数も多く、すっぱいにおいがします。 嘔吐もあり、脱水状態になるのが心配。必ず、医師の診察を受け、水分の補給などの治療を受けましょう。 ロタウイルスは唾液や便からうつるので、ママやパパもよく手洗いをしてください。

「キャンピロバクター腸炎」は、ペットにご用心
鶏の生肉や、犬・猫・小鳥などのペットにいるキャンピロバクター菌に感染すると、「キャンピロバクター腸炎」を起こします。 1日に何回も粘液の混じった、においのきつい下痢をし、ときには血便も。 医師の診察を受け、ペットを飼っている場合は、そのことをきちんと伝えてください。 ペットやその糞をさわった後は、手洗いをするよう習慣づけたいもの。 この病気にかかった子供の便からも、菌が出ているので注意してください。

「細菌性腸炎」は、いわゆる食中毒
ウイルス性の腸炎のほかに、細菌性の腸炎があります。 これは、いわゆる食中毒。 キャンピロバクター菌、サルモネラ菌、ビブリオ菌、ボツリヌス菌、ブドウ球菌などがついた食品を食べたとき、起こります。 どの食中毒も、下痢・発熱・嘔吐がおもな症状。 食べてから、症状があらわれるまでの時間は、早いもので4時間くらいです。 症状が軽い場合も、受診しておくと安心です。

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