風邪症候群

鼻やのどの炎症から始まることが多い

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赤ちゃんなら、ぐずったりするのがサイン
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状や、軽いせき、のどの痛みから始まり、やがて熱が出る、頭痛がする、体がだるいなどの全身症状が見られるようになります。
赤ちゃんの場合は言葉には出せませんが、元気や食欲がなくなってきたり、きげんが悪くなってぐずったりしてサインを出します。

乳幼児のかぜは、早めに小児科へ

3か月未満の赤ちゃんで37.5℃以上の熱があれば、すぐに小児科へ。
乳幼児でかぜの症状が2日ほど続いたら早めに受診してください。
苦しそうで呼吸が速い、ぐったりしていて顔色が悪いといった場合は、夜中でも急いで受診。
せきや鼻水が出てきげんが悪い、食欲がない、発熱した、などの症状があれば診療時間内にみてもらいましょう。
せきや鼻水が出ても、きげんがよく食欲もあれば様子を見ます。
熱さましは、小児科医の指示で使ってください。

水分の補給と安静が大切です

こじらせなければ、だいたい1週間で治ります。
38℃以上の発熱があるときは、医師に診察してもらいましょう。
かぜは、処方された薬を飲めばすぐに治るというものではありません。
水分の補給に気をつけ、安静に過ごせるようにします。
室内の空気が乾燥しているときは、部屋に洗濯物を干したり、湯気を立てたりして湿度を60%以上に高めます。

手を洗い、うがいをして予防を

かぜを引き起こす病原体は、唾液とともに空中を飛び散って人から人へと感染していきます。
帰宅したら、手を洗ったり、うがいなどをして予防を。
子供にさせるのはもちろんのこと、大人も実行します。

一度かかっても、二度、三度ひくこともあります

かぜの原因のほとんどはウイルスです。
そのほかに、細菌やマイコプラズマなどの微生物が引き起こすことがあります。
ウイルスには何百という種類があるため、一度かかって免疫ができても、別のウイルスが体に入り込むと、その免疫は効果がなく、またかぜをひいてしまいます。

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