百日ぜき

コンコンコンコン、ヒューッ

fc_hyakuseki

最初は「かぜかな」。そのうち激しいせき
最初は、かぜと同じようなせき、くしゃみが1週間くらい。 そのうち、激しくコンコンコンコンとせきこみ、ヒューッと音を立てて息を吸いこむようになります。 百日ぜきの原因は、百日ぜき菌。 せきやくしゃみからうつります。 症状は強いせきだけで、熱は出ません。

1歳未満の赤ちゃんは、注意が必要
百日ぜきの免疫は、母親から受け継いでいないので、赤ちゃんでもかかります。 1歳未満の赤ちゃんでは、呼吸困難やひきつけなどを起こすことがあるので、早めに受診してください。 せきは、夜のほうが激しくなります。

治るまで「百日」はかからず、2か月くらい
治療には、抗生物質を服用します。 薬を飲んでも、すぐにせきはおさまらず、せきの始まりから2週間くらいがヤマ。 その後、だんだんおさまります。 完全に治るまで「百日」まではいきませんが、2か月くらいはかかります。 せきこんだら、背中をさすったりしてあげてください。 興奮したり、ほこりや冷たい風に当たるなどのことが、せきを誘発するので注意が必要です。

三種混合ワクチンを受けるのも、おすすめ
連絡が来て、三種混合ワクチン(ジフテリア・百日ぜき・破傷風)を受けられるのは、ふつう6か月をすぎてから。 でも、百日ぜきが本当にこわいのは、6か月くらいまでの赤ちゃんです。 生後3か月をすぎたら主治医と相談し、早めに受けておくこともできます。

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