もも組

先週は、数字のワークやルールのある遊び、制作を行なった他、4月生まれの子どもたちの誕生会がありました🎂

数字のワークでは「たのしいかず」のテキストを使った学習を行いました。
最初に問題を読んで、一問ずつ一緒に進めていきました。
設問①は「風船やシャツなどの数が多い方のマル(○)に色を塗る』という問題で、二つのグループの数を比較し、どちらが多いか、少ないかを判断します。
赤い風船(4個)と緑の風船(3個)の多い方の○に色を塗る問題、シャツ(5枚)と兎(4羽)の数が多い方の○に色を塗る問題を解きました。
問題を読み一緒に風船の数をかぞえると同時に「赤い風船が多い!」とほとんどの子が答えていました。
同じく「洋服が多い」と言って、好きな色の色鉛筆を選んで色を塗っていました。
中には、両方の○に色を塗っている子がいたので、もう一度一緒に数をかぞえて「どっちが多かった?」と聞くと「こっち」と言ってシャツを指さしたので「そうだよ!だから多いシャツの方だけに色を塗るんだよ」と教えると頷いていました。
設問②は「楽器の数が多い方の道を通ってゴールする」という問題で、設問①と同じく多少を判断します。
楽器を見た瞬間に「先生!これタンブリンだよね」とか「これはカスタネットだよね」と楽器の名前を言う子どもたちがいたので「正解!よく覚えていたね」と褒めると「前 楽器遊びしたから覚えてるよ~」と得意気に言っていました。
「タンブリンはこっち!」とか「今度はラッパだ~」「先生!鈴~」と言いながら、しっかり数をかぞえて楽器の数が多い方を選んで色鉛筆で楽しそうに線を引いて、あっという間にゴールしていました。
設問③は「海の生き物の数の分だけ○に色を塗る」という問題で、1から5までの集合数とその系列を理解します。
それぞれ○が5個ずつ描いてあり、1~5までの生き物の数の分だけ色を塗るという問題だったのですが、ジンベエザメ1匹・エイ2匹・イカ3杯・鯛4匹・蟹5匹の数をかぞえて左詰めで○に色を塗っていました。
ほとんどの子が、しっかり数をかぞえてから○に色を塗っていましたが中には、塗り過ぎている子もいたので、もう一度一緒に数をかぞえて、何匹いるか確認してから色を塗りました。
1~10までの数字を言うことは出来ても、まだ数と数字が一致しない子が数名いるので、トランプなどの遊びを通して覚えられるようにしていきたいです。

4月生まれの子どもたちの誕生会が始まると、「もも組は4月の誕生日の人いないね」とか、誕生者で舞台に上がっている弟を指差しながら「○○がいるよ~」と友だちに嬉しそうに教えている子がいました。
誕生者が氏名・年齢・クラス名を言うと、大きな拍手をしていました。
次にみんなで「たんじょうび」や季節の歌の「チューリップ・せんせいとおともだち・手をたたきましょう」をうたいました。
また大型ケーキの上に蝋燭を立てて、「ハッピーバースデー」をうたってお祝いしました。
担当保育者による出し物は、誕生者がポケモンになって2人ずつ対決をしていくという内容でした。
また、保育室の真ん中に線が引いてあり、その対決に勝つと思う方に移動して応援する参加型の出し物でした。
1回戦は、もみじ組の誕生者がハイハイ競争をして先にゴールした方が勝ち
2回戦と3回戦は、すみれ組・うめ組の誕生者が積み木を多く積み上げた方の勝ち
4回戦は、さくら組の誕生者が長く片足立ちできた方が勝ち
5回戦は、保育者のバレー対決でした。
1回戦は、ゲームの意図を理解していない子が多く、その場から動ない子が多かったのですが、対戦が進んでいくうちに理解してきて「勝つ」と思う方を選んで移動していました。
応援している子や保育者が勝つと「イエーイ!」と言いながらジャンプして喜んでいました。

ルールのある遊びでは、しっぽ取りゲームをしました。
しっぽ取りゲームって知ってる?」と聞くと、一斉に「うめ組の時にしたことあるよ」と言っていました。
そこで、しっぽ取りゲームのルールを説明すると「しっぽ取られても泣かないんだよね」とか「取られたら座って応援する~」と話していました。
また、押したり取られたしっぽを取り返したり、取られても泣かないことを約束しました。
早速、テラスに出てしっぽをズボンに挟んでいくと、嬉しそうに触っていました。
9人ずつに分かれ、半分の9人はテラスに座って応援をしました。
笛の合図で一気に走り出していました。
しっぽを取られていじけたり泣いて座り込んだりする子がいましたが、友だちに「泣かないんだよ~」と言われると、パッと立ち上がり気持ちを切りかえて遊び出していました。
また、転んでもすぐに立ち上がって遊びを続けている子がいたので、「大丈夫? 偉かったね」と声を掛けると、痛そうな顔をしながら「痛くないよ!」と言って走っていました。
最後は、全員でしっぽ取りゲームをしました。
「まだ遊びたかった!」とか「楽しかった~」と言う子が多かったので、次回はチーム対抗で行ないたいと思います。

制作では、5月の風物詩の中から「こいのぼり」と「かぶと」を題材に取り上げて折り紙で作りました。
まず、鯉のぼりと兜を作ることを伝えて絵本に載っている写真や絵などを見せました。
すると4月に作った鯉のぼりを指差しながら「鯉のぼり作ったよね」とか「○○の鯉のぼり~」と言いながら、友達と話していました。
鯉のぼりと兜の見本を用意して折り紙を折りながら説明すると、みんな真剣に聞いていました。
そして「赤・青・黄・緑・黄緑・桃・水・橙」の中から好きな色を2色選んで、鯉のぼりを作りました。
説明をしっかり聞いていた子どもたちは、自分1人で作れましたが、半数近くの子が三角を折った時点で手が止まっていたので、もう一度折りながら説明すると「こう?」と確認しながら自分で折っていました。
それでもうまく折れない子どもたちは、一緒に折りながら進めていきました。
2匹目は、一人で折れる子が多かったです。
兜は、折る回数が多く途中、兜の角の角度をつける部分が「できない!」と言う子が多かったので、保育者が片方の折り目をつけると、反対側はほとんど自分で折れていました。
折った鯉のぼりと兜を制作帳に貼って、お絵描きまでする予定でしたが、兜に時間がかかり折るだけで終わってしまったので、次回鯉のぼりと兜を貼って、お絵描きまでして仕上げたいと思います。

今週の設定保育では、サーキット遊びや文字のワークを予定している他、遠足や英会話のレッスンがあります😊

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