水ぼうそう

全身に、かゆい水疱ができます

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発疹が、かゆみの強い水疱に変わります
まず、赤い小さな発疹があらわれます。半日から1日で全身に広がり、発疹はしだいに水疱に変化します。
軽ければ、数個で終わることもあります。
水疱には、強いかゆみがあります。
熱は、出ることも出ないこともあります。
3~4日たつと、水疱が乾いて黒いかさぶたになり、かゆみもおさまっていきます。

水疱がつぶれると、人から人に伝染
空気感染のかたちで広がります。
感染力が強く、水ぼうそうにかかっている子供とすれちがっただけでも、うつることがあります。
かさぶたになってしまえば、うつることはありません。

発疹に気づいたら、受診を
発疹に気づいた時点で、小児科へ。
水ぼうそうは感染力が強いので、病院に着いたときに「水ぼうそうかもしれません」と伝えてください。
血液や腎臓の病気でステロイド剤を使っている子供たちが感染すると、重症化してしまうことがあるのです。
病院ではかゆみを抑えたり、二次感染を防ぐぬり薬や飲み薬が処方されますが、ひどい場合には水痘ウイルスに直接きく抗ウイルス剤が処方されます。
薬をつけても、あまりにかゆがるときは、医師に相談してください。

ひっかいて化膿させないよう、つめは短く
水疱をかきこわして細菌がつき、化膿するとあとが残ることがあります。
ひっかいてしまった後は、消毒しておきます。
かいても細菌が入らないよう、子供のつめは短く切っておきます。

1歳をすぎたら、予防接種を
1歳をすぎれば、予防接種を受けることができます。
受けておけば、ほとんどの子供がかからないか、かかっても大半は軽くですみます。
1歳前にかかることもありますが、こじれるようなことは、ほとんどありません。

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